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この間、オペラを観に行ってきました

母校の大学院の学生のオペラです。
通称、院オペ。
手術をするのかと思ってしまう。。

オーケストラを普段からオケと略すのはいいとして、こういうときだけオペラをオペと略すのはどうなんだろう 笑

モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」です

ストーリーはここでは書きませんが、
話だけ聞くと(歌と演奏は省いてあくまでも話だけ)、言葉は悪いけどアホみたいな話です

だってあり得ない・・絶対あり得ない。

やっぱりちょっとだけ書くと、男女2名ずついて(2組の恋人同士がいるってこと)、自分の恋人が本当に浮気をしないのか、男2人が変装して自分の恋人じゃない方を口説く、という話。

変装っていうのがこれまたコントみたいなトルコ人。
ホントはイタリア人なのに。。

やっぱりこれだけじゃ、ストーリーのあり得なさが伝わらないけど、

このあり得ないと言うか、、喜劇というか、、、、がオケと歌声で進行されると、

カナリ高尚な感じになる。

高尚、っていうか、本当は歌が入ってもオケが入っても喜劇のままでいいのだろうけど、
日本ではやっぱりオペラはちょっと敷居が高いもの・・・!?で喜劇になりきれないのかな~~~

と、しっかり本物のオペラを観た事もないくせに思ってみます。

 

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NHK全国学校音楽コンクール・中学の部のテレビ中継を見ました。
全国1170校の頂点を決める大会だけあって、出場11校の合唱の素晴らしかったこと


郡山ニ中
聖書の一節にメロディを付けたものをラテン語で歌う合唱曲、
その難しい曲を歌う伸君の姿、、アップで映る度に胸が熱くなりました。

幼稚園の頃の伸君は、お姉ちゃん(かおりちゃん)のピアノレッスンの送迎をするお母さんの車の中でレッスンが終わるのを待っていたものでした。
レッスン室で待っていて良いですよ、と言う私にお母様は「いえいえ、伸は元気が良すぎて騒がしい子なので」と。
天真爛漫で元気な男の子でした

かおりちゃんのレッスンが終わると、お母様と一緒にお姉ちゃんを迎えに玄関先に来る事もあり、「有難うございました」と挨拶をするお姉ちゃんの真似をしてチョコンと頭を下げる姿がとても可愛かった

ある時、玄関の出入りがある度に二階のリビングで吠える我が家の犬を「見たい」というので見せると、 「ね、ね、ね、どうしてこんなに悲しそうな顔をしているの?」と伸君に尋ねられ、驚いてしまい返事が出来ませんでした。
我が家の犬(マロン)は「パグ」という種類の犬で、パグ犬は滑稽で愛嬌のある顔が特徴の犬、マロンを悲しい顔だと感じた事など一度もなかったからです。

伸君の言葉に、私はマロンの目が「タレ目」である事に始めて気付いたのでした

伸君は小学入学と同時にピアノレッスンを始め、中学生になってからはサッカー部で活躍しながら合唱部でも歌い、ピアノレッスンも続け、充実しつつも多忙な毎日。

その伸君が真剣な表情で歌っている・・・・・ウルウル

「金賞校は、、、東北ブロックの、郡山第二中学校!!」
司会者のこの発表と、感涙する生徒達の姿の映像に、
私も、ウルウル    

感激いたしました

市の合奏祭(小学校の部)に小百合先生と行ってきました。

藍ちゃんのトランペット、紗八子ちゃんと翔太郎君のチェロ、優香ちゃんのコントラバス・・・それぞれの勇姿を眺め、それぞれの学校の演奏を楽しみました。

みんな凄いね、あんな大曲を演奏して


演奏を聴きながら、不思議と『匂い』が蘇りました。
楽器の匂いとでもいうのでしょうか

アコーディオンのジャバラを開閉した時やティンパニーを叩いた時、
エレクトーンのカバーやマリンバのカバーを外した時、
そんな色々な場面での楽器の匂い

私の小学時代の合奏の練習はそんな匂いに包まれていたように思います。


今日演奏した小学生達は大人になり後輩達の合奏を聴いた時に、どんな思いが、そしてどんな気持ちが蘇るのでしょう・・・。

結婚パーティーで、私は新郎と連弾をしました 笑

会場は、どうしてもピアノのあるところがよくて探した会場でした。

入場曲をピアノの生演奏にしたかったのと、どこかのタイミングで自分でも演奏したかったのと、音大時代の友達がピアノを使った余興をしてくれるということで。

新郎と弾いてみようかと思ったのは、挙式を5月に終えてからのパーティーだったので、夫婦でなにかしてみたかったっていうのと、
全くの初心者にピアノを仕込んでみたかったというピアノの先生としての野望(?)  笑


弾き方を教える上で大変だったことは、そりゃ~もう沢山・・・・

でもまぁそれはいいとして。。。


新郎、、というか旦那さまということで、一応一番気心が知れている訳で、
私は生徒には見せた事のないような鬼教師になり、
やっぱり身内に教えるのは大変だな、と思いました

新郎も、私は妻なわけで、師弟関係というわけではないので、
レッスン中は、そりゃ~もう、不平不満を言い、時にはいじけて、逃げようとしたりしました。

だから、、、というわけではありませんが、
旦那さまにピアノを教えてみて、
どっちも本心をぶつけ合える間柄でレッスンをしたので、

「ほ~~ こういう言い方するとやる気を起こすのね」
トカ、そのほかにも色々、
普段のレッスンに役立つ事が色々勉強出来ました


でも、連弾は良いものです~~~
全くの初心者の旦那さまとの連弾でも、十分楽しめました

 

もう1つ、思ったことがあったのだけど、また次回書きます


 

挙式で使用される結婚行進曲は2曲あります

メンデルスゾーンのオペラ『真夏の夜の夢』の中で演奏される曲と、
ワーグナーのオペラ『ローエングリン』の中の「婚礼の合唱」です。
チャペル挙式では、入場にはワーグナーの曲、退場にはメンデルスゾーンの曲が使用される事が多いようです


この2曲には、思い出が・・・

大学時代のことでした。
私が学んだ大学には礼拝堂があり、卒業生カップルはこの礼拝堂で挙式ができました

ある時、その挙式でパイプオルガンを弾く事になりました

前日の夕方、牧師と新郎新婦と私でのリハーサル。
「入場にはワーグナーを使用します。テンポはゆっくり弾いて下さい。新郎新婦もゆっくり歩いて下さい」と牧師の指導のもと、私のワーグナーに合わせて二人が歩く練習を。
「退場にはメンデルスゾーンを使用しますが、式後の喜びを噛みしめるように元気に歩いて下さい。パイプオルガンもアップテンポで!」


さて、挙式当日
パイプオルガンはバージンロードに脊を向けて弾く構造の礼拝堂なので、挙式の際には「鏡」を使用します。パイプオルガンの楽譜を置く場所に小さな鏡を置き、その鏡に映る新郎新婦の姿や歩く速さを確認しながら弾くのです。

ワーグナーでの入場・・・バッチリ決まったゾ
賛美歌・・・バッチリ弾けたゾ
いよいよ最後のメンデルスゾーン。。。

牧師の指示通りにアップテンポで弾き始め、新郎新婦の動きをチェックするために鏡を見てビックリ
(ええっ~ もうあんな所まで行っちゃってる
新郎新婦が出口に到着しドアが開いた途端に終止音を弾き音楽を止める事になっており、昨夕それをリハーサルし(大体このフレーズで出口到着だから、ここで終止音を準備すればok)と計算していた私は大慌て
なんとか自然な形の終止音を弾き演奏を終了しました。

皆が退場した礼拝堂で、
「昨日のリハーサルで、元気に歩いて下さいとは言いましたが、あれ程足早に歩くとは思いませんでした。まるで走っているみたいでしたね」と牧師
「私のテンポが早過ぎたのでしょうか

「いやいや、よくある事なんですよ。生涯で一度の事だから緊張するものなのですよ。あなたも将来、きっとあの二人の気持ちが解りますよ

残念なことに私は和装での式だった為に、この2曲にお世話になる事は無かったのですが、、、、あの時の二人は今頃どこでどうしているのかな、と思い出す事は度々あります
               

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