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「音楽の3原則とは?」というクイズ番組を目にしました。
この3原則(リズム・メロディー・ハーモニー)には、
忘れられない思い出があります
大学卒業の年に受けた「短大ピアノ講師採用試験」で、
ドヴュッシーの「版画」を弾いた事を以前記しましたが、
その時の、演奏後の面接での事です
「ピアノを指導する上であなたは、リズム、メロディー、ハーモニーのどれが一番大切だと思いますか?」という質問を受けました
・・・・・・・・・・・・
この試験で弾いたドビュッシーの「版画」という曲は、
『塔』と『グラナダの夕暮れ』と『雨の庭』という3曲から成る曲で、私はレッスンの際、常に『グラナダの夕暮れ』のリズムを注意されていました。
ギターとカスタネットで奏でるハバネラのリズムを左手で弾きながら、スペインの情熱的な夕暮れを右手で表現する曲。
ハバネラのリズムには苦労させられました
・・・・・・・・・・・・
それで、
「リズムだと思います」と答えてしまいました
すると、
「メロディーについては、どう考えていますか?」
「ハーモニーの重要性を感じた事はありますか?」
教授達からの質問攻めにあいました
必死に答えたから合格したのでしょうが、
一体何をどう説明したのか全く覚えておりません
ただ、
あの時に質問された事が、その後の私のピアノ人生を大きく変えてくれた事は確かです。
リズム メロディー
ハーモニー
思い出と共に、私にとっては忘れられない3原則です。
電子ピアノって、録音も出来ちゃうんですね
ハイテク機能に驚きデス
今まで自分の演奏はMDで録音してました。
録音OKな先生のレッスンをよく録音してたけど、雑音が多くて自分の演奏を確認するってより、先生の言葉をメモするために聞いてました
ピアノそのものに録音機能が付いていると、雑音が全く入らないんですね
感動です
ただ、電子ピアノなので、その演奏が本物のピアノで弾いた時と同じとは限らないので、、、、、、
やっぱり鍵盤が軽いので、本当は指が回らないはずのところが、難なく弾けちゃったりするんです
ただ、テンポの確認には、ものすご~~く役立ってます
録音して客観的に聞いてみると、自分が思ってるより速いテンポで弾いてることがよくあるんです
録音を聞いて、
あらまーーー。。。。
と、よく思ってます。。
・・とまぁ、最近は電子を操るハイテク淳子です
発表会とか、演奏会の演奏をホールの録音機材で録音してもらうことがありますが、そういうMDは基本的に聞きません
1年半後位に、その曲がもう弾けなくなっちゃった頃に気まぐれに聞いてみたりすると、
「あら、こんな曲弾けちゃったりしてすごいわね」
と思えるので、そのときまで聞かないのです
「先生、あのチェロは

「大学生の時に先生が弾いたチェロなの」
「音楽大学ではね、ピアノだけじゃなく声樂や管楽器や弦楽器も学ぶんだよ」
「すご~い

「一生懸命練習をして、毎週レッスンも受けたの」
「わぁ~、寝る時間無いですね

(へっ・・



毎日しっかり寝ていたし・・・


「大きい楽器だから持ち運びが大変でね、満員電車の中とか凄く大変だった

「フルートとかクラリネットだったら楽でしたね」
「そうそう、何度そう思った事か」
そして、今日のレッスンの時には、
「このチェロ、弓も有るんですか

「有るよ。弾きたくなったらいつでも貸すからね

玄関ホールのチェロ、毎日生徒達に見つめられ興味を持たれ、
幸せそうです


電子な楽器は初めてなのでドキドキです

電源を入れないと音が出ない鍵盤、っていうのが不思議でたまりません

というか、それを忘れて何度も電源を入れてないのに弾き始めるハプニングを起こしました

まるでもう1段あると思った階段がなかった時の感覚です

☆電子ピアノではないけれど、キーボードでの演奏の思い出です↓☆
中学校の卒業式が終わってクラスに戻ってから、文化祭の合唱コンクールの曲をもう1度歌おうということになって伴奏を弾くことになりました。
ありがちなことですが

教室にあるのは、明らかに鍵盤が足りないキーボードでした


そのときの曲がIN TERRA PAXという、前奏が両手で4オクターブ分位のグリスタンドの曲でした

鍵盤が足りるはずありません。。。
それには目をつぶるとしても、ペダルもないキーボードでグリスタンドするなんてマヌケ極まりない感じです 笑
カタカタカタカタカタカタっ・・・・・・・・
っていうものすごいマヌケな前奏で、個人的にはかなりウケました。
もちろん4オクターブ分も出来ないから、ちょっとスローな感じで時間稼ぎしたので、それもまたビミョウで、感動の合唱がいまひとつ、、、って感じの、当時15歳のワタシでした
