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発表会から2週間経ちました

発表会で、私は凄~い失敗をしてしまいました
発表会自体に何ら支障がない失敗ではありましたが・・・。

発表会では裏方メンバーは大忙しです
演奏間近の生徒数名を客席の生徒席から舞台裏(客席から見てステージの左側)に誘導してくれるのは美奈子先生(以前この教室の講師でした)。
その生徒達を演奏順にステージに出すのは小百合先生。

演奏後の生徒はステージから見て右側に帰ってきます。
左から出て右へ・・・ステージ上を歩きます。
その右側の舞台ソデで生徒を迎えるのが私の仕事です。
演奏し終わった生徒を薄暗い舞台裏の椅子に座らせ、2台のモニターテレビに映るお友達の演奏を見せながら待たせます。
演奏し終わった生徒が数人になったところで楽屋への廊下に誘導し、演奏直後のスナップ写真を撮り、生徒達を楽屋へ誘導・・・ここまでが私の仕事です。

楽屋では淳子先生とお手伝いスタッフの面々が、生徒達を2部の衣装に着替えさせ、着替えた姿を淳子先生が撮影し、左側の舞台裏に生徒達を誘導します。そこから客席へと生徒達を戻すのは美奈子先生です。

『スタッフ仕事表』なるものを毎年作成し、それを見ながら「あ・うん」の呼吸で(^^)スムーズに演奏が流れて行くのです

ところが今年。。。。
最初の生徒達集団が弾き終わり、モニターを見せながら「上手に弾けたね」と生徒と話をしていると「次は僕、カスタネット」とたかき君。「うん、そうだね。たかき君はリハーサルでカスタネットが凄く上手だったものね」と応えたところで
「えっ、カスタネット
今年の2部のオープニングは、小百合先生と4人の生徒達での「線路は続くよどこまでも」・・・ピアノ2台での10手演奏で、途中にカスタネットが入ります。
前日のリハーサルでは、そのカスタネットがとても可愛らしかった

リハーサル終了時に「カスタネット
どうしますか?」と小百合先生に問われ、「私が保管しておくね」とカバンの中にしまったのでした。
そして発表会当日。。。。
前日とは別のカバンを持参した私に
カスタネットを入れた記憶が全く無い

カスタネットが入っていますように、、、祈るような思いで急遽楽屋に戻り確かめるものの、カスタネットは入っていない

その時、たまたま楽屋に来た美奈子先生の「私の車に乗って下さい!取りに行きましょう!」の力強い一言で急遽我が家に

無事にカスタネッットを手に発表会会場に戻ると、演奏はスムーズに流れていました。私と美奈子先生不在の間、忙しい思いをさせてしまった小百合先生、淳子先生には感謝です。。そして何より美奈子先生には感謝以上に申し訳なさも
私を乗せて、大町・文化センター往復運転をしている間に美奈子先生の長男勝太君の演奏が終わってしまっていました
「大丈夫ですよビデオに撮っているし。それに2部の演奏もありますから」と笑顔を見せる美奈子先生。
私の失敗のせいで本当に申し訳ありませんでした

手助けしてくれる人達があってこそ発表会ができる、という事を今回も痛感致しました。そしてまた、手助けしてくれる人達がいるという幸せも。。。

受付や誘導、その他諸々の場を手助けして下さった方々、
本当に有難うございました                                              

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 開演前の横浜みなとみらいホール 小ホール

昨日、横浜みなとみらいホールで声樂のコンサートを聴きました。

450席の小ホール。。。良いなぁ
800席の郡山市民文化センター中ホールで発表会をしていますが、800席というのは中々大変なものです。郡山にも小ホールがあったらなぁ

伴奏者として出演する淳子先生が開演前に客席に来てくれたので、
「良いホールね。弾いてはどんな感じ?」と訪ねてみました。
「う~ん、、、響きすぎちゃうかなチョット」との事。

開演後、、、なるほど、思った以上に響くホールではありました。

私も色々なステージで声樂の伴奏をし、そのホールの「音響」にドキッとした事が何度かあります。
一番ドキッとしたのは、歌っている人の「声」が伴奏者の私に聴こえて来なかった時でした。客席には響き渡っているあの声が
原因は反響板でした。
反響板は客席に音が流れるようステージの後の面にあるのですが、ピアノに脊を向けて歌っている「歌い手の声」が前方(客席)へ前方(客席)へと流れ、歌い手の後の位置でピアノ弾く私の耳には小音でしか流れてこなかったのです。ドキッでしたねぇ~あの時は

響き過ぎるホールでの伴奏も
ドキッとさせられるものです。
歌い手の「声」がホールのアチコチに反響し、変な方向から伴奏者の耳に入ってくるので、微妙なズレを感じながら弾く事に

そのホール独特の特徴を理解し、音響を肌で感じる事が良い演奏に繋がる事なのでしょうねきっと。

私が今、郡山市民文化センター中ホールが一番弾き易いと感じるのは、その特徴を肌で理解しつつあるからなのかもしれません

二台のピアノ曲『ジャマイカン・ルンバ』 (ベンジャミン作曲)
発表会で、薫ちゃんと法子ちゃんが演奏します。

この曲は、思い出いっぱいの曲です

十数年も前の事、、、
この教室の初代講師、里佳先生が山梨県に嫁入りする事になり、その最後の発表会で、私と里佳先生が『二台のピアノ』でこの曲を演奏したのです。
懸命に生徒達を育ててくれた里佳先生を皆の記憶の中に残したい、また、私自身も里佳先生と何か一つのものを残したいという思いから、この曲の演奏を決めたのでした。

この教室をスタートして5年目、生徒達の発表会での演奏曲もまだ小品ばかりの頃、、『二台のピアノ』とは一体どんなものなのか、生徒達はその演奏形態を見た事も聴いた事もなかった頃でした。


あの時、生徒達の実力とかけ離れた曲として選曲したこの曲だったのに、今、演奏出来るまでに生徒達は成長してくれました
なんて嬉しいことでしょう

里佳先生や芳枝先生、美奈子先生、小百合先生、淳子先生の指導あってこその生徒達の成長だと、心から感謝しています。

「おさらい会」で、翔太郎君と智君が『ねこふんじゃった』の連弾をしました。

簡単そうに見えて難しい連弾です。
二人が完璧に『ねこふんじゃった』全曲を弾けないと(理解出来ないと)連弾にはならない編曲になっています、、、、、が、苦労無くレッスンで出来てしまった二人でした。

「二人だけのオリジナル曲に仕上げちゃおうか!」と私が提案すると、
「どんな風に?」とワクワク気味の表情
「う~ん、リズムかなぁ。リズムを変えてみるっていうのはどうかな?」
「うんっ!」
「でもね、先生がリズムを変えるんじゃないよ。自分達で考えるの。自分達で作らないとオリジナル曲にはならないんだよ。」
「解った!」

翌週のレッスンでは、それぞれが考えて来たリズムを披露してくれました。

そして、オリジナル曲が仕上がってきた頃の事、
「こういうのも入れたい」と、弾く真似を。。。
「ああ、グリッサンドね。カッコ良いと思うよ。入れてみようか
と、そこまでは理想的に進んでいた『ねこふんじゃったオリジナル』でしたが、
「チャルメラのメロディも入れたい!」と。
(チャルメラですかぁ~・・・変だよソレは)と内心焦る私をよそに、
二人はそれぞれに「チャルメラ」のメロディーを弾き始め、
何やら大満足そうな表情
「い、いいかも、、しれないねぇ」と答えるしかない私でした。

『グリッサンド付きねこふんじゃった』の終了が「チャルメラのメロディー」という何とも言えない二人のオリジナル曲でしたが、、、いやぁ~、オリジナルというものには不思議な魅力が存在するものですね。「おさらい会」での二人の演奏は面白くて良い演奏でした。
「あのチャルメラは、先生の趣味なんですか?」なんて誰かに質問されたらどうしようと内心ヒヤヒヤしていた事が恥ずかしい程に

そして何よりも、弾き終わった直後の二人の表情が良かった。
演奏する楽しさと自信を身に付けた頼もしい笑顔でした

小学生の時に「ねこふんじゃった」の連弾をオリジナルバージョンで演奏した事を、大人になっても二人には覚えていて欲しいな

昨日の「おさらい会」は、とても充実した会でした。

演奏者と聴く人が共に音楽を楽しめる会にしたい・・・そんな思いから、ステージが無い会場を選び、グランドピアノの回りを取り巻くように椅子を並べて「おさらい会」を行っています。

私の席からは演奏する生徒達の背中しか見えない。。。でも、背中って語るものなんだなぁ~としみじみ感じました。
背中の動きで、一生懸命に弾いている事が伝わり、気持ちが伝わり、成長まで感じる事ができました


デュオ演奏の際には担当指導者が演奏者の横顔をコメントしたのですが、コメントを聞いてから演奏を聴くのはとても面白いものでした。
レッスン時の生徒達の様子までもが見えてくるようでした。

演奏者の「横顔」を知ると演奏にも興味が出てくるようで、生徒達の聴いている表情にそれが表れていました

お友達の演奏を聴いたり、自分が演奏したり、上手だなぁと感激したり、上手だねと褒められたり、間違えたフレーズを上手くカバーして弾くお友達の姿を見たり、お友達の演奏に心楽しくさせられたり、、、そんな色々な経験が少しずつ、そして確実に自分のピアノを成長させてくれるものなのじゃないかな、、、、そんなふうに私は思っています
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