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郡山市立美術館での藤城清治の影絵展

凄い人気でした。駐車場も会場も沢山の人。
初期の頃の、モノクロの影絵を見ながら、「私が初めて藤城清治の影絵を目にしたのは、いつだったのだろう」と懐かしくて仕方がありませんでした。
子供の頃に楽しみに見ていたNHKの「みんなの歌」の挿絵だったのではなかったかしら


藤城清治は、NHK専属として「人形と影絵の劇場」も手掛けており、
東京児童演劇コンクール奨励賞受賞の『泣いた赤おに』も、
国際演劇祭奨励賞受賞の『銀河鉄道の夜』も、
どちらも私が生まれる前の作品なのに、今日、会場で見たどちらの影絵も私の記憶の中にしっかり残っていました


子供の時に目にしたもの、感動したものは いつまでも残るものなのだと再認識

私にとっての藤城清治の影絵のイメージは、「横笛を吹いている小人」というメルヘンの世界なのですが、広島・長崎をモチーフにしたものや聖書画等、氏の世界は凄~く奥が深かった・・・・

そして、85歳になった今も精力的に描いているのです。
建設中のヤマハ楽器本社ビル(銀座)の壁画も展示されてありました。
美しい自然の中で小人達がさまざまな楽器を奏でている影絵で、大壁画となって銀座の街行く人達の目を楽しませる事になるのだそうです。
1月に銀座に出かけた時に建設中のヤマハビルを目にしましたが 「あそこにこれが!」とビックリ

氏の描く小人達は楽器を手にしている事が多く、横笛(フルート)、チェロ、ハープ、ピアノ、竪琴etc.それらを湖、木立ち、枝、ブランコ、花園で奏でる・・・・・そんな夢のような世界の数々

優しい気持ちになれました

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