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新年おめでとうございます。
明日は、パーティなんです
小百合先生、美奈子先生、淳子先生、そして社会人や大学生の生徒達との「ピアノで遊んじゃおう・新年会パーティ」
昨年末に忘年会の話が出た際、
「食べて飲んで話すだけじゃなく、ピアノも弾いて遊びたいね」と。
急に話しがまとまり、準備期間を考慮し「新年会」という事に。
出席者は「ピアノ演奏」をしなければならず・・ソロでもデュオでもOK
出席者は「手料理」を持参しなければならず・・持ち寄りパーティです
幹事役の淳子先生には感謝です
演奏曲目やデュオの組み合わせ、また、手料理が重ならないようにの配慮等々、メールを駆使してくれました。
さて、
私と淳子先生の料理は、ベーグルサンド。
「サーモン、生ハム、クリームチーズ、アボガドを買っておいて」と、淳子先生から連絡がありました。
「了解」などど気軽に応えた私でしたが。
あれれ、、スーパーにアボガドが無い
なんで
この時期のスーパーは、お正月の食材と七草粥の食材ばかり
やっと見付けたアボガドはまだ緑色、
食べれるまで1週間はかかりそう
「今日ではちょっと早いでしょうが、明日なら何とか食べ頃かと」という代物を老舗デパートで発見
いやぁ~ おそるべしお正月
常にスーパーで気軽に購入できるアボガドごときにこんなに苦労するとは。
驚きでした
冬型の気圧配置が強まっているそうで、東北郡山は寒い日が続いています。
北風がピューピューと音を立てて吹き、朝はうっすら雪化粧
天気図を見れば関東地方は連日の好天気、
あ~あ東北地方は寒いから嫌だなと、つい思ってしまいますが・・・。
この冬の寒さがあるからこその素晴らしさを 私達東北に住む者は知っているのかもしれません
結婚したばかりの頃、主人の故郷会津に行った私はビックリ
3月だというのに郵便ポストが隠れる程に積雪があったからです。
郡山からハイヒールで出掛けた私に、義母が長靴を貸してくれました
4月に行った時にも大量の積雪が
5月の連休の時にはさすがに日陰にしか雪はありませんでしたが、その雪は土にまみれ黒々としており、道路は雪解け水でグチャグチャ
新緑を愛でる時期だというのに
ところがところが、、、
その後の美しさには、ただただビックリ
雪に覆われた長い日々があるからこその新緑の力強さ、
寒さに耐えたからこその生命力、
そこには、雪国にしか存在しない美しい美しい春がありました
何かに耐えたからこその美しさは自然界だけではなく、私達人間にも存在するものだと思います。
音楽都市宣言をした郡山市、
その地で音楽を学ぶ私達にとって、この寒さは必要なものなのかもしれませんね。
寒さを感じ、耐える事を学び、春を待つ喜びを知る。
その時々の感情が、良い音楽を育ててくれるのかもしれません
どうぞ、良いお年をお迎え下さい。
今だに母が口にする 私の最悪リピート。。。
私が中学か高校の時のピアノ発表会でグルグル回り(リピート)をしてしまい、娘のその演奏にいたたまれなくなった母は、音が聴こえないトイレに逃げ込んだそうな
もう大丈夫かしらと会場に戻ってみたら、私のグルグル演奏はまだ続いていたそうで
私はすっかり忘れてしまっている出来事なのですが
私は、演奏をしていて2つの司令塔があるように感じる時があります。
たとえば、(次の和音、なんだっけ?)と一瞬思った時、その答えを判断する前に、指が勝手に和音をつかみ、勝手に独自に動き(え?、何?どこを弾いているの私?)とパニックが始まる。
指の司令塔の命じるままに動いている指、それが一体どこをどう弾いているのか脳の司令塔には分からず、理解しようと懸命になる。
そして、二つの司令塔が完璧に一つのものとなるまで、私は何か(出口かな・・)を探しグルグルと弾き続ける事になる。。。
私の場合のリピートは、こんな感じのような気がします・・・
二つの司令塔が一致している時の演奏は、満足感・充実感で楽しいものですが、そうじゃない時はハラハラ・ドキドキ、恐ろしいものです。
どのような恐怖かと申しますと、
う~ん、、、、
全く乗りたくない怖いジェットコースターに乗っている感じかな
先週末の美奈子先生の発表会の楽屋で。。。
「演奏の面白い失敗談を集めたネットのページに、1小節を32回繰り返して弾いてしまった、というのがあったんですよ」と美枝先生。
「えっっ~! 32回も」と驚き、
「アハハハ」と大笑いし、
「わかるなぁソレ」としみじみ。
「他人事ではないですよね」と美枝先生も。
その通りです・・・他人事では決してない話です。
人前でピアノを弾いた事がない人には理解が出来ないかもしれませんが、ピアノ演奏は“間違えずに弾く”とか“上手に弾く”という事とは比較にならない程にこの事との戦いです。
どうしてなのでしょうねぇ、あれ程毎日毎日練習するのに
「飛び出した脳みそ」とも言われる人間の指は、鍛えれば鍛える程に独自の動きをしてしまうのかもしれません
さて、前記の32回リピートの話に戻りますが、
美枝先生の話では、すっかり自信を無くしたこの32回リピートの子に 先生(指導者)は「32回も1小節だけを繰り返して弾けるのも才能だ」と言ったのだそうです。
う~ん、なんて素晴らしい先生(指導者)なのでしょう
本当にその通りです、間違いなくそれも才能です
私もこういう指導者にならなくちゃ・・・・・でも、でもでも、
私の場合、32回が限界かも
40回も50回も1小節だけをリピートされたら、(この子、もしかして馬鹿なのでは)と不信感を抱いてしまいそうな、、、「さ、才能だよ。き、き、きっと」と引きつった笑顔を見せるのが精いっぱいのような、、、、気がします