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先週末の美奈子先生の発表会の楽屋で。。。
「演奏の面白い失敗談を集めたネットのページに、1小節を32回繰り返して弾いてしまった、というのがあったんですよ」と美枝先生。
「えっっ~! 32回も」と驚き、
「アハハハ」と大笑いし、
「わかるなぁソレ」としみじみ。
「他人事ではないですよね」と美枝先生も。
その通りです・・・他人事では決してない話です。
人前でピアノを弾いた事がない人には理解が出来ないかもしれませんが、ピアノ演奏は“間違えずに弾く”とか“上手に弾く”という事とは比較にならない程にこの事との戦いです。
どうしてなのでしょうねぇ、あれ程毎日毎日練習するのに
「飛び出した脳みそ」とも言われる人間の指は、鍛えれば鍛える程に独自の動きをしてしまうのかもしれません
さて、前記の32回リピートの話に戻りますが、
美枝先生の話では、すっかり自信を無くしたこの32回リピートの子に 先生(指導者)は「32回も1小節だけを繰り返して弾けるのも才能だ」と言ったのだそうです。
う~ん、なんて素晴らしい先生(指導者)なのでしょう
本当にその通りです、間違いなくそれも才能です
私もこういう指導者にならなくちゃ・・・・・でも、でもでも、
私の場合、32回が限界かも
40回も50回も1小節だけをリピートされたら、(この子、もしかして馬鹿なのでは)と不信感を抱いてしまいそうな、、、「さ、才能だよ。き、き、きっと」と引きつった笑顔を見せるのが精いっぱいのような、、、、気がします
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