[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
R・グレーダーマン作曲の「渚のアデリーヌ」
この曲の思い出は、国分君から始まります
彼はこの曲が弾きたくて、中3の時にピアノのレッスンを始めたのでした。
それまでグレーダーマンを意識した事が無かった私ですが、レッスンを機にこの曲が大好きになりました
その後、何度となく『二台のピアノ』の為の曲に編曲をし、発表会で弾かせました。
最初は、良太郎君と私で。
次は、大輔君と怜君で。
その次は、伸君と聡君で。
と、、お気付きでしょうか・・・・・全て中学生の男子ばかり
中3だった国分君が熱中した曲だから中学生に、というのではないのですが、この曲は何故か男子が演奏すると素敵なんです(って、私の個人的好みです)
さて、、、、、その「渚のアデリーヌ」
今年の発表会用に『二台8手』に編曲してみました。
演奏するのは増子姉妹と吉田兄弟です
私の個人的好みから主メロディーは男子・吉田兄弟の兄。
主伴奏は女子・増子姉妹の姉。
そこに準旋律の弟と準伴奏の妹が加わる、という編曲にしてみました。
二台4手も良いものでしたが、8手になると大音量・大迫力!
中3の国分君が弾いていたロマンチックな「渚のアデリーヌ」が、今年は『二台8手』の迫力のある曲に。。。。
こういう流れというか歴史、変化、繋がり、、そんなものって良いなぁ~と思いながらレッスンしています
ブルグミュラー作曲の『大雷雨』を、真衣ちゃんが発表会で弾きます。
この曲は、私に男の子のピアノ指導の面白さを教えてくれた曲です
もう何年も何年も前の事になりますが。。。。
大学を卒業した春、八郎君という小6の子との出会いがありました。
短大で女子学生相手にピアノ指導をする新米教師の私は、男の子にピアノを教えた経験はありませんでした
ドキドキしながらのレッスンでした
幼少からピアノを学び何でもキチンと弾く彼に、今まで弾いた事が無いような曲を発表会で弾かせてみたいと思うようになり、、、新米教師の私は「男の子だから」という理由だけで『大雷雨』を選曲したのでした。
この曲はブルグミュラーの「18の練習曲」の中の1曲です。
「25の練習曲」の方は子供のピアノ練習曲として大変よく知られていますが、「18の練習曲」は技術的にも内容的に難しく、その頃に出版された曲集でした。
『大雷雨』・・・・文字通り、大きな雷と雨の曲です。
左のオクターブで雷を表現し、右手で雨を表現します。
その様は、まるで夕立ちかスコール
男の子の持つ発想や表現の自由さ、
曲の面白さを理解した後の熱中の凄さ(女の子は足元にも及ばない)
それをこの曲と八郎君から学ばさせて貰いました。
男の子のピアノは面白い
発表会のプログラムを目にした卒業生達に「先生って、ブルグミュラーの18が好きですよね」とよく言われますが、、、
今でも私は、この18曲全曲大好きです
ホームページのREPORTに3月に開催された、おさらい会の様子をUPしました。
ご覧ください
もう発表会モードですが、
毎週毎週、レッスンがあと何回
・・・と、焦りの境地。
間に合うかしら?!
というより、どの生徒や曲に対しても、
頭の中に仕上がりのイメージがあるので、
その状態にするべく、
あと何回で、あれやって・・・これやって・・・
と、逆算ばかりしています
普段の喋りと動きは割とスローなのですが、
焦りっぷりは人並み以上、、と最近、自負しています
発表会で、薫ちゃんと法子ちゃんが演奏します。
この曲は、思い出いっぱいの曲です

十数年も前の事、、、
この教室の初代講師、里佳先生が山梨県に嫁入りする事になり、その最後の発表会で、私と里佳先生が『二台のピアノ』でこの曲を演奏したのです。
懸命に生徒達を育ててくれた里佳先生を皆の記憶の中に残したい、また、私自身も里佳先生と何か一つのものを残したいという思いから、この曲の演奏を決めたのでした。
この教室をスタートして5年目、生徒達の発表会での演奏曲もまだ小品ばかりの頃、、『二台のピアノ』とは一体どんなものなのか、生徒達はその演奏形態を見た事も聴いた事もなかった頃でした。
あの時、生徒達の実力とかけ離れた曲として選曲したこの曲だったのに、今、演奏出来るまでに生徒達は成長してくれました



なんて嬉しいことでしょう


里佳先生や芳枝先生、美奈子先生、小百合先生、淳子先生の指導あってこその生徒達の成長だと、心から感謝しています。
最近、ミュージカルに目覚めようかと、楽譜を集めています
ミュージカルを観ることじゃなくて、そこで使われてる曲
友達と話していて、私はミュージカルに疎いことが分かり、ちょっと奮起気味なのです
友達の結婚式の余興などでもミュージカルの曲を使うことが多いし、
もしかして知らないじゃ済まされないのかしらと焦ってみているのです
とは言え、少し前に買ったミュージカル・イン・デュオという楽譜に入っていた、
キャッツのメモリー
ニューヨーク・ニューヨーク
サン・アンド・ムーン
コーラスラインのワン
シャル・ウィ・ダンス
サークル・オブ・ライフ
ちゃんと全曲を通して知ってるのはメモリーくらい、、それもキャッツはかろうじて観たことがあるからという駄目駄目ぶりです
デュオが好き
と言ってるからにはミュージカルにも手をのばさなければと思うも、ムズカシイっす
デュオと言っても、毎年の発表会を考えるとクラシック曲の方が人気があるように感じますが、
ミュージカルとかポピュラー曲って、
合わせ甲斐があってデュオの醍醐味!って感じが、個人的にはしています
とはいえ、クラシックはクラシックの良さがあるので、何とも言えませんが