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明日は、淳子先生の御結婚披露パーティーです
数ヶ月前からとても楽しみにしていました。
パーティーでは、お祝いの気持ちを込めて美奈子先生と一緒に『結婚行進曲』を演奏します。
素敵なパーティに花を添えることが出来るよう、心を込め演奏したいと思います。
Happy Wedding
その時私は、(ピアノ線って、何だろう?)と。
ピアノに使われている「線」って、「弦」しかないよなぁ・・


でも・・、ピアノには88個の鍵盤があり、それを支える「弦」もそれぞれ微妙に太さが違っている。一体どの鍵盤のどの太さの「弦」を使用するのだろう


いや、まてよ、人を宙吊りに出来る程に「弦」って強いものだろうか


これは聞くしかない、と調律の郡司さんに尋ねたものでした。
「ピアノ線って、ピアノの弦の事?」
「全く別のものなんですよ。ピアノの弦は専門用語ではミュージックワイヤーというんです」
「じゃあ、ピアノ線ってピアノに関係するものじゃないんだ

どうして、「ピアノ線」という名称なのだろう

まぎらわしい名称だよなぁ。
う~ん、、、ピアノのような重~いものでも宙吊りに出来ますよって事で、この名称なのかもしれない。
そういう事にしておこう


滅多に使用しない高音のシの♭(フラット)
早速、調律の郡司さんに張り直してもら貰いました

このピアノの弦が切れたのは初めてです。
十数年前に購入したこのピアノ、まだ古いピアノの類には入らないのになぁ・・。やっぱり使い過ぎかな

「大丈夫ですよ、切れやすい場所が切れただけの事だから。ここら辺が切れたら重症ですけどね」と郡司さん。
そうそう、郡司さんが言うところの「ここら辺」の弦が切れた時の事を思い出しました。私が高校の頃から弾き続けたグランドピアノ。思い出一杯のそのピアノを手放す事が出来ず、今回弦が切れたピアノを購入した後も数年間私はそのピアノを使用していました。
ある日、そのピアノを弾いている最中に何やら物凄い衝撃が


何、今の



バーンとか、ドカーンとか



一体何が起こったのか把握できずに私はパニック状態。
(この衝撃は、ガス爆発にちがいない


「何が?」と答えた息子のノンビリした表情に、あの衝撃はレッスン室だけのものだった事を悟った私だったのでした


ピアノを弾いている時に弦が切れても「あっ、切っちゃった」くらいの小さな衝撃しか感じた事が無かった私にとって、これ程凄い衝撃は初めてでした。フォルテッシモ(ff)で不協和音を弾いていた事と、切れた弦が「ここら辺」の音だった事がこの凄い衝撃になったようです。
二度と味わいたく無い程のすざまじい衝撃でした

それに比べたら、今回の弦の切れ方はなんと静かだった事でしょう。
その弦がいつ切れたのか分からない程の遠慮がちな切れ方でした


昨年咲き終ったマリーゴールドの種を摘み、今年梅雨前にまきました。
今、大きく育ったマリーゴルドが家の周りにたくさん咲いています。
かなりの満足度です
種をまいてから毎日毎日、水を与えました。
家の周りにたくさんまいたので、重いジョウロで何度も往復。
水まきが重労働で本当に大変でした。
それでも少しずつ大きくなっていくマリーゴールドを見るのが楽しくて、ついに花が咲いた時の喜びは大でした。
私のまいたマリーゴルドの種が隣りの集会所まで飛んで咲いています。
『そのマリーゴールドは私のよ』
そういう気分でいっぱいです。
レッスン時に、発表会の写真を渡しています
生徒達は一瞬、クリスマスの翌朝にプレゼントを見た時のような表情をします。
全体写真1枚と演奏している写真が2枚、演奏直後の姿や楽屋でのスナップ写真が数枚。
写真を手渡す時に、それらの写真をピアノの譜面台に並べて本人と一緒に見ながら「上手に弾けたよねぇ~」と私が言うと、ほとんどの子が「え~、そうですかぁ」と言います・・・・でも、その表情からは何かをやり遂げた「自信」のようなものが見て取れます
さて、今年の演奏写真の右下に、演奏曲名が記されてあるのに気付かれたでしょうか?毎年撮影を頼んでいる石田さんが入れて下さいました
発表会では、沢山の人が私達を支えてくれています。
写真屋さんもその一人です
「何分何秒」という正確な演奏時間の一覧表を事前に渡している事もあり、石田さんは演奏時間を把握した上でシャッターチャンスを狙って撮って下さっています。
また、2台のピアノでの演奏の時には、それぞれのピアノで弾いている生徒の表情が写るよう、違う角度から2ポーズ撮って下さっています
ピアノを弾く者にとって、演奏写真は「ピアノ歴」とも言うべき大切なものだと思います。何歳の時にどんな曲を演奏したのか、後々写真を見ただけでその時の記憶が甦ります
録音は・・・私事ですが、私は自分の演奏の録音は殆ど聴きません
「えっ、」
「うっ、」
「うわっ、」
「あはっ、」
という気分に陥るからです
その点、写真は良いです。
美しい演奏ポーズで静止している為に(あらぁ、私っていつもこんなに美しい姿で弾いているのかしらぁ)と自己満足させてくれるし、音が聴こえないからこそ(そうよ、この時は満足に弾けたのよね
)と、ミスった箇所さえ上手く弾けた気分にさせてくれます
それで良い、と私は思っています。
完璧に弾ける事など滅多にないものなのです。
だから、あそこがああだった と落ち込むよりは、いっぱいの自己満足に包まれながらピアノ演奏を楽しんで欲しいのです。
生徒の皆さん! 写真は大切な自分の歴史ですよ!
人に写真を見せる時は「ドキドキしたけれど、上手く弾けたと思う」って胸をはって見せて欲しいなって、先生は思っています