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この夏、私にとって辛いことがあった。
幼い頃一緒に暮らしていたおばあちゃんの突然の死。
この一ヶ月間、泣かない日はなかった。
おばあちゃんが亡くなった日、一曲の曲が出来た。

ひたすらおばあちゃんを思い続けて作った曲。
私は、言葉にならない思いを音にした。。
そして、おばあちゃんのこの世に生きた証しが、メロディの一音一音になった。
おばあちゃんの音色だ。
私は、音色『ねいろ』という言葉の意味を初めて知ることになった。
それは、音には色があるという事。

そして、人には音色があるという事。

人は人生の中で、色を見つける。
誰もが、自分の好きな色とは別に、他人から見てのその人のイメージカラーというものがある。
音も一緒だ。
人は、人生の中で知らず知らずのうちに奏でている音色がある。
私のおばあちゃんは、Gdur(ト長調)。
ソ、シ、レ、この音がおばあちゃん。
深い悲しみから生まれたメロディは、暗い音ではなく、やさしいやさしい音色。
そう・・・
おばあちゃんの音色。
生前、おばあちゃんがこごえる私の足を見て、私にくれた手作りの毛糸の靴下カバー。

世の中には、お金で買えない物がたくさんある。
今、私が感じているのは、
おばあちゃんのぬくもり・・・
心である。
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