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嬉しい事がありました

水曜日のレッスンで、優香ちゃんと絵梨香ちゃんに、
「先生、土曜日に時間ありますか?」と聞かれました。
「見せたいものがあるんです」と。

約束通りに、今日二人がやって来て、
「先生の誕生日のプレゼントに二人で連弾を弾こうって話し合って」と言いながらコピーの譜面を出しました。

「あっ、それ
「はい。あの時、先生に嘘ついちゃったんです
そうかぁ・・そうだったのか

あれは、晩秋の頃だったよね、
「友達のお誕生会に二人で連弾をしたいので、この楽譜を借りても良いですか」って言われた事があったね。
そうか、あの時にコピーしたんだね。

じゃ、あの頃から先生の誕生日プレゼントに連弾を弾こうって決めていたの?
「はい。連弾だけじゃ無いですよ。指人形劇もプレゼントです

                

もうすぐ誕生日を迎える私の為に、二人は連弾を2曲演奏し、
二人で作ったという可愛い指人形を使って、
『なないろのキャンディ』という劇をしてくれました。

          嬉しいプレゼントでした

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冬休み明けのレッスンが始まり、毎日とても賑やかです

「先生、のだめカンタービレ、見ましたか?」
複数の生徒達に聞かれました。


「のだめカンタービレ」、先生も見たよ

先生が一番印象に残っているのはね、のだめがピアノコンクールの最終審査で失敗をし
「自由に楽しくピアノ弾いて、何が悪いんですか!」
って千秋先輩に言った言葉。
これはとっても重いセリフでね・・・
千秋先輩は何て答えるのかな、と見ていたら、やっぱり何も言えなかった。ただ、
「コンクールのステージでピアノを弾いて、楽しくなかったのか?」と聞いた、するとのだめは即座に、
「楽しくなんかなかったですよ!」と。

先生もね、楽しく弾けない時期があったんだよ。
夜、眠っている時にも、ステージで弾いていて次の音が解らず演奏が止まってしまうという夢を見て、あまりの恐怖に目を覚ます事が何度かあった。
じゃあ、今はどうなのかというと、、、そうでもないんだよね。
今でもステージで弾く時には、みんなと同じようにドキドキはしているけれど、怖くはないし、どちらかというと楽しい気持ちで弾いている。
どうしてかなぁ・・

多分それは、人生経験を積んだからじゃないのかな、と先生には思えるの。
「のだめカンタービレ」の中で千秋先輩が指揮者コンクールの最終審査でチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」を振る時に、「音楽は、人を尊敬し、それが自分にかえって来る」って言ったのを覚えてる?
千秋先輩は指揮者だから、人を尊敬するというのは、自分の指揮で演奏してくれるオーケストラの人達を指すのだけれどね。

ピアノも同じだと思うの。
「自分を信じ、尊敬し、それが自分にかえって来る」ものだと思う。

先生も、色んな経験を積みながらここまで生きてきて、自分を信じる事が出来るようになり、それで楽しく弾けるようになったのではないかな、、、そんなふうに思っている。

ピアノの長~い道のりには、苦しい事や辛い事もあるけれど、
それでも、やっぱりピアノは楽しいよ
だからこそ、のだめだけじゃなく、
淳子先生小百合先生牧子先生もいつも笑顔なのだと思うよ
眩しい朝の陽射しに、急遽、「出かけよう!」という事に

行き先は、棚倉町の山本不動尊に決まりました。
独身の頃に、度々出かけた大好きなところです。

20数年振りの再訪は、見る物全てが懐かしく、
また、その神々しさに、新年の希望を感じました。

そして、急遽、「海が見たいね!」という事に

塩谷崎灯台に車を駐車し、夕暮れの海辺を歩きました。
「海って、沢山のパワーを与えてくれるよね


帰路は主人と交換、私がドライバー
助手席の淳子先生は居眠り準備

この時期の日暮れは早く、すでに真っ暗
雪が舞い始め、道路もところどころ凍結
そんな状況であっても、山と海から貰った山パワーと海パワーなのでしょうか、楽しく運転する事ができました。

帰宅は『第51回NHKニューイヤーオペラコンサート』の放映時間に間に合いました。

今日は、山と海と歌、大好きなものを満喫いたしました
お正月って、なかなか良いものですね


明けましておめでとうございます♪

いつもテレビはあまり好きでない私ですが、毎年年末年始はテレビの前にいることが多いです。自慢のJBLスピーカから音をとって、音楽の館みたいにして音楽鑑賞をします。  

というのも、年末年始はクラシック音楽特集をたくさん放送するからです。
2006年末は、BSでモーツアルトのオペラをたくさん放送しました。知らないオペラもあり、感激でした。
そして2007年末は、BSハイビジョンで世界的指揮者小澤征璽さんの20歳代からのドキュメンタリーを特集を組んで放送しました。音楽も映像も最高でした。

コンサートヘ行って、生で聴く音楽は一番最高です。
でも、放送だと演奏者のしぐさ、表情まですごくはっきり見れたり、解説がついたり、とても勉強になります。その所が気に入っています。

学生の頃、研修旅行でウイーンのホールにて小澤征璽さん指揮のコンサートを見ることができたのですが、今となっては本当に良い想い出になっています。やっぱりすごい人気でしたし、演奏もそれはそれはとても素晴らしく、刺激的でした。
今回ドキュメンタリーを見て、小澤さんの人生をかけた音楽に思わず涙した私でした。
音楽って素晴らしいなって思いました。

毎年、年末年始は音楽を聴きたくて見たくて、その予定を優先してしまうので、他に何もできません。
しかし、唯一の趣味なので続けようと思っています。


1月の2日は『事初め』
子供の頃、「書き初め」を書いたり、ピアノの「弾き初め」をしたものでした。

「お弾き初めしようか?」と淳子先生を誘いレッスン室へ。
モーツァルト・ドヴォルザーク・ラヴェル・ハチャトリアン
そしてバッハ
初見での「連弾」、、、楽しくて、ついアレもコレも、と。
気付けばピアノの上は、楽譜やコピーの譜面だらけに

そして、気付けばお腹が「グ~
「お昼にしようか」

食べながら、何気なくテレビのスィッチを「ポンッ」
「あらぁ~

6時間という時間をかけて『のだめカンタービレ』6話の再放送をしておりました。
『のだめカンタービレ』は番組の中で使用される曲、演奏される曲が実に良いですよね

6話には、淳子先生が大好きなラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」が存分に演奏され、大満足

『のだめカンタービレ』が私達の「お弾き初め」に、華を添えてくれました

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